2011年10月27日木曜日

来季への最大の補強?

今年も野球シーズンは終わり、阪神はリーグトップの打率、ほぼ打点王と打率2位、40セーブの藤川、比較的安定した先発陣を擁しながらのBクラス。ベンチがその責を問われるのは当然のことでしょう。観戦するたびに落胆させられた今シーズン、これが最後と10月上旬の大阪ドームの対ヤクルト戦に懲りずに行き、無事今季初勝利!通算1勝3敗、勝率2割5分でした。
しかしこの時点で優勝はほぼ消失しており、来季のことを考えると下手にAクラスに入ってしまうと最大の補強、そう監督の交代が出来なくなると思うと無心に応援することができなかったというのが正直な感想でした。小学校以来、タイガースを応援してきましたがこんな気持ちになったのは初めてでした。それと同時にダメ虎と自虐し弱くても巨人にさえ勝ったら満足!と自分たちを騙していたタイガースファンも野村、星野、岡田が築いてくれた強いタイガースの姿を見ることで勝負にこだわる、辛い展開も耐えて逆転するという力をつけたのではないでしょうか。自分がファンとしてワンステップ上がったかな?という気がします。野村以前の自分なら巨人と五分、4位なら充分納得できたことでしょう。
真弓さん、現役時代のあなたを東京駅で見かけた時、浅黒く焼けた端正なマスクにがっしりした体躯にオーラを感じました。人間性はよく存じませんがきっと柔和ないい方なんでしょう。ただ、勝負に徹する勝負師としてのあなたには疑問符をつけずにはいられません。今やトップクラスの人気球団となったタイガースの監督業は僕らには計り知れないほどの重圧や苦悩があったこととお察しいたしますがあなたの率いるタイガースはあなたが現役で活躍していた頃のダメ虎の雰囲気が漂っていたのも事実です。3年間おつかれさまでした。過渡期のチームを率いて大変やったことはお察しいたしますが申し訳ありませんがそれ以上、それ以下の言葉は思いつけません。
次期監督は和田コーチが昇格するようですね。一抹の不安はありますが期待しております。納得のいく負けは構いません。岡田監督のようなファンを唸らせるような采配をよろしくお願いします。

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