2012年1月30日月曜日

電池切れ寸前からの悲劇

それは一月半ばのこと、かれこれ2週間以上動いていない我が愛機の初始動をさせました。これまでの経験で2週間以上眠らせておくと高率にバッテリーがあがる事が判っていたので少々心配でした。実際、始動させてみると”キュルキュル・・・・・・・ブルン!!”てな感じで結構ヤバそうな雰囲気(汗)今日はしっかり充電しておかないとと思い、いつもなら江文峠を抜けて八瀬周りで帰ってくるところを途中トンネルまでアシを伸ばしました。途中トンネルのあたりの家屋の屋根や道の横にはまだ雪が残っていました。山道を抜け和爾から湖西道路に入り南下し帰路につきます。前にはクルマがいるものの気分よく充電走行を楽しんでいました。前のクルマとの車間が空いたので少しアクセルを踏んだところ、
”バウン!!バラバラバラバラ・・・・”と突然の爆音が!
一瞬何が起こったのか判りませんでした。エンジンをやっちまったか??とも思いましたがアクセルを踏むといつもよりむしろトルクがあるよないい感じなのでエンジンは問題なさそうです。以前に触媒の中身が抜けて突然道路上でストレートパイプ仕様になった時と同じようなフィーリングでしたが音が明らかに違います。少しそのまま走っていたのですが音も振動も徐々に大きくなっていくばかり、後続車も心無しか少し車間を空け気味になっています。排気系に異常を生じたのは間違いなさそうですがこのまま、走ってて傷が拡大しても困るなぁと思い流出路脇に停車しました。生ガスの匂いがするもののエンジン自体はやはり問題はなさそうでしたので再度乗車し山科まで辿り着きました。しかしここから家まではまだ10kmくらいはありそうですし生ガスで目も痛い。市街地走行にもなるし本当にこのまま走行していて良いものか再び不安が頭をよぎったのでクルマを止めお世話になっているショップ”TMRhttp://www.tmr-eng.com/”へ電話をしました。症状を話してみるとやはり排気系が怪しいがあまり圧がかからないように走行すればなんとか帰宅できるのでは?とのことでした。この日は夕方から診療所の新年会があり、タイムリミットも近づいていましたので意を決して都大路に爆音を轟かせながらなんとか家に辿り着く事ができました。クルマから降りた時は生ガスの刺激で目はショボショボする上に動くと息切れが・・・これって軽い一酸化炭素中毒??
それでも症状もすぐにおさまり、なんとか新年会も無事参加する事ができました。
週明けに電話診察してもらったTMRさんが愛機を引き取りにきてくださいました。
後日、戴いた診断は
触媒のエキマニ側の接続部分で亀裂を生じパックリと切断されていて触媒無しのマフラー無し状態になっていたわけです。
帰宅直後に撮った写真を後で見返してみると上の写真のようにマフラーが左にズレていました。写真を撮った時には全然気がつきませんでした。ヒトもクルマもじっくりと診察することが必要ですね・・・

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