2012年2月18日土曜日

久しぶりの資格試験

先日の連休は京都マンモグラフィ講習会に参加してきました。
マンモグラフィとはご存知のように乳がんの検診で行われるレントゲン検査です。おっぱいをギューッと圧迫して行うので検査を受けた方はよく覚えていらっしゃるかと思います。”しこり”として触れないような癌を早期に発見する確率が上がるということで以前は視触診のみだった乳がん検診に取り入れられるようになってきました。ただ、乳腺とがん組織とはレントゲンの写り方がとても似通っていたりするので撮影した写真を読む(読影といいます)にも精度が要求されます。そこで講習会を行い、読影に携わる人たちの能力を引き上げ、検診の精度を上げよう、というのが目的のようです。連休の二日間、初日は朝8時半から夜の7時、翌日は朝8時45分から昼過ぎまでおよそ50人の老若男女の医師が一つの部屋でびっちりお勉強です。初日の半日座学をした後、グループに分かれて実際の写真を見ながら読影&講師の先生による解説がありました。おーなるほど!と思える箇所がある反面、聞けば聞くほど???が頭の上に並ぶような時もありました。そして二日目の午後には検定試験があります。100症例、左右で200個のおっぱいの影絵に挑戦です。2時間、暗闇の中で頭を捻りながらの格闘です。2時間というと長いように思いますが実際にやってみると1症例あたり約1分ちょいなので悩んでいるヒマもありませんし見直しなんて到底無理でした。ほぼ全員がぐったり、精も根も尽き果ててます。マークシート方式ですので結果は即日判定です。少し休憩の後、結果がでるまでに答え合わせがありました。自分のと照らし合わせてみるとどうしてもオーバーめに所見をとる傾向がありました。講師の先生も「最初はみんなそやで」といってくれましたがやはり検診では見落としはNG!という心理が働くのでしょうね。まあでも自分としてはやるだけのことはやりましたし、結果もどちらかというと予想以上に出来てました。結果はどうであれ今回の講習で自分の読影能力は確実に上がったという確信はありましたので高い(!!)講習費用を払ったのは無駄ではなかったと自分を納得させてました。
そしていよいよ判定結果の発表です。A判定とB判定が合格、自分の感覚ではA判定は指導者レベル、さすがにそれは無いわ・・・結果はなんとかB判定をゲットしました。

これでマンモグラフィの検診の読影にも携われますのでチャンスがあれば積極的に参加してさらに能力に磨きをかけていくことができれば嬉しいですね。なかなかしんどい連休でしたがいろいろ収穫もありました。改築1年、これでいいのか?と自問自答してみたり不安になってみたりの日々は続きます。まあでもとにかく今、出来る事をやっていこう!ハードを改めた1年目、2年目はソフト面を改めたり充実したりチャレンジしたりしていきたい、そんな風に思いながら窓の外をみると・・・

思わず起きていた長男と外に出てみましたが
う〜ん、明朝は開店休業かな・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿