2014年1月15日水曜日

23ゲーム連取!新たなるカタチ

僕に何か舞いが降りて来た、それは成人の日のことでした。
その日は尼崎市民大会、B級シングルスの日でした。


朝8時15分にコールがあるので6時半起床!
・・・のつもりが気がつけば7時すぎ!!
やばいっ!寝過ごしたっ!
慌てて飛び起きて法定速度をちょっとだけ超過して
なんとか間に合いました。
尼崎の市民大会はドロー数が多く、今回も100近いエントリーが
ありました。食べ物や飲み物の準備もそこそこに一回戦に臨みましたが
それでなくても朝イチがとっても苦手な僕・・・気がつけば

0-3→1-3→2-3→2-4→2-5

京都からわざわざやってきていきなり朝イチで帰宅かぁと
思いましたがこの日はここから違いました。

これまでは自分で攻め込みながら最後の決め球をミスする、
いわゆる自滅パターンでした。相手に攻め込まれて失点するという
のではありませんでした。いつもならこのまま自分のスタイルを
貫き通して沈没するのですが、

「あかん、この人には負けたない!」という気持ちが沸き上がって
きました。そこからは無理をしてのミスを避け、一番確率のいいところへ
しっかり打ち込むという今までにないスタイルに切り替えました。
これが功を奏して徐々に流れはこちらへやってきました。
自分からのミスがなくなると相手の得点パターンはほぼゼロと
なり、そのまま一本のマッチポイントも与える事なく5ゲームを
連取し逆転勝ち、まくりました!

二回戦、三回戦、、四回戦の相手は齢がほとんどダブルスコアくらいの
若い人たちでした。球の勢いでは勝ち目はありません。いつもなら
負けじと打ち合いにいって玉砕するのですが、一回戦で耐えることを
覚えたその日の僕はひたすら耐え忍び、攻める時は攻めるという
あとから考えると非常にいいバランスで戦う事ができ、
すべての試合を6-0で勝利してしまいました。

一回戦の5ゲーム連取から数えて計23ゲーム連取という
普段では考えられないような成績を残す事ができました。

そしていよいよ準々決勝、これに勝てば3月のセミファイナルへ
進む事が出来ます。ところが四回戦の結果を本部に伝えに行くと

「はい!ご苦労さん!今日は強いなぁ!はいっ今日はおしまいな、
次の相手なぁもうええいうて帰ってしもてん、次は3月ね」


・・・え?

マジで??

「え?そしたら3月に一個勝ったら来年はA級ですか?」

「ちゃうちゃう!もうこれであんたは来年はA級や」

・・・はぁ??

なんとも気の抜けた結末でのA級昇進です。

大学時代から前を取ってポイントを取るシングルスをしていた
のですがオムニコートの増加、ラケットの進化、自分の劣化などから
それまでの理想のテニスでは勝てなくなっていました。

この日は、新たなシングルスの自分のカタチが少し見えたような
気がしました。でも、このカタチ、しんどいし辛いなぁ

あれ?なんか違う??(笑)


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