2011年12月27日火曜日

サンタさん、長い間ありがとう

今年のクリスマス、うちにはサンタクロースはやってきませんでした。
15年ぶりかな?
うちではサンタクロースはいることになっています。
っていうか、僕自身がいると信じているのですが・・・
ただ、真っ赤な衣装に白いおひげの丸々とメタボなおぢいさんはサンタクロースの象徴であって本当はサンタクロースって実体のないものなんじゃあないのかな?って思います。
普段はあれはダメ、これはダメとついつい言ってしまうお父さんやお母さんたちが年に一度、子どもたちに欲しいものをダメ!っていわずに買ってあげられる、まあクリスマスやしええか?って思ってあげられるそんな気持ちになった時、子どもたちのサンタさんへの手紙を読んでツリーの下に置いてあるクッキーとミルクをたいらげながら、朝の子どもたちの喜ぶ姿を想像する、そんな時、間違いなくお父さん、お母さんはサンタクロースなんじゃあないかなって思います。我が家の子どもたちも小学校の高学年くらいになった時、周りの友達から「サンタクロースなんてホンマはおらへんのんや、サンタクロースはお父さんなんやで」っていう噂を聞いてきて「それってホンマなん?」って聞いてきました。僕は「ええか?サンタクロースは信じられへんようになった子どものとこにはけえへんねん。信じられへんようになった瞬間にお父さん、お母さんが代わりをするようになるねん。考えてみ、パパやらママがサンタクロースやったらゲームなんか買うてあげへんやろ?」って話をします。最後の一言が効果的なようで「そらそうやな〜・・・」と納得してました(笑)
そんな子どもたちも今年は高校1年生と中学1年生、クリスマス前に「なあ、今年はクリスマスはどうすんの?サンタさんにお願いするん?」って聞いたら「もうサンタさんはええわ。他にも子どもいっぱいおるしな」と言ってくれました。
「そうか、ほな代わりにパパとママがなんか買うたるわ、でもサンタさんとちゃうしゲームは無理やで」
「うん、そらしゃあないな(笑)」
15年間、サンタクロースがやってきていた我が家の今年のクリスマス、ツリーもクッキーも子どもたちの手紙もないクリスマスでしたが子どもたちの成長をしみじみと感じることができたクリスマスでした。サンタさん、長い間うちに来てくれてありがとう!これからもあなたを信じて待っている子どもたちのところに行ってあげてください。そしていつの日かうちの子どもたちの子どものところにやってきて小さな夢を叶えてあげてくださいね・・・

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