2012年5月8日火曜日

青葉繁れる

表題は僕が中学から高校にかけてよく読んだ井上ひさしの青春小説の題名。
最近はあまり読書をすることがなくなりましたが小学校6年生くらいから
高校生くらいまでは結構、読み漁った記憶があります。
傾向として面白そうだな、と思う作者の作品を片っ端から走り読み、
北杜夫、遠藤周作、星新一、井上ひさし・・・


今回は別に文学を論じようとこんな題にしたわけではありませんで
この季節の若葉は本当に綺麗だなぁと思いふとこんな題を思いついた
だけなのであります。
昔から海の子というよりは山の子であったのですが一年の景色のなかで
今の季節が一番好きです。
桜の季節、紅葉の季節、雪の季節、夏の緑とそれぞれ趣がありますが
桜が散り、濃緑の中に新緑が散りばめられた山々、鮮やかな緑を抜けてくる
木漏れ日、ただ歩いているだけで新たな生命の息吹き、勢いが四方八方から
身体に突き刺さってきます。
周囲の環境が激変する4月、その反動でとかく5月は”5月病”などど不名誉な
病気の名前に冠されていますが何も考えずに戸外を散策する、それだけで
どんな悩みも吹っ飛んでしまいそうな治癒力を、
この季節の風景は僕に感じさせてくれるのです。

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