2011年5月16日月曜日

年中行事

5月15日、大学のクラブの年に一度のOB会に行ってきました。
卒業して20年、雨で中止の時以外は毎年参加しているイベントです。
大学は三重県津市にあります。
学生の頃は高速に乗れるのは京都東ICから名神で栗東ICまで・・・
そのあとは国道1号線で鈴鹿峠を越えていく、約2時間の道のりでしたが
今は新名神ができてホントに時間短縮されましたねぇ
午前6時半過ぎに家を出て、7時半には亀山のハイウェイオアシスで朝食を食べていました。変わったのは道のりだけではありません。学生時代は土のコートでしたのでOB会前日に雨が降ったりすると早朝から新聞紙と雑巾を持って水取り&コート整備に必死でした。
それが今では人工芝&砂のいわゆるオムニコートですから少々の雨は問題ありません。毎年、雨が気になったり晴れてても風が強かったりなんですが今年は快晴、風は少々ととてもいいコンディションで一日過ごすことができました。うちの大学のテニスコートは海岸まで直線距離で100mくらいのところにあり審判台に上がると海が見えます。文字で書くととてもいいロケーションですがここのコートの風は尋常ではありません。ひどい時は右端からまっすぐに打ったボールが左側にサイドアウトします。一度でもうちの大学のコートでテニスをしたことのある方なら納得してもらえると思います。
今年はテニスは今イチでしたが嬉しいことがありました。
ひとつは大学時代の親友が来てくれたこと。
彼もテニス部員なのですが現在はテニスとは縁遠い生活をしているようで
お昼過ぎにひょっこり現れました。
(すまん、何の加工もなしで載っけちゃいました。NGなら言うてね)

普段なら本部の学生さんにコートを準備してテニスをさせろ、させろとうるさい先輩なのですが今年はお昼からはその友とコートサイドでマッタリモード、例年にはない時間を過ごすことができました。

もうひとつの嬉しい出来事、それはテニスの後のレセプションに学生時代の先輩たちが顔を出してくれたことです。今年は名誉顧問の先生の米寿のお祝いも兼ねていることもあっての参加でしたが僕が入学した時、6年生だった先輩たちです。わがクラブのOB会、まる一日のイベントであることや皆さん多忙であること、テニスをほとんどやってないこと、会費がかかることなどなどの理由から年々参加されるOB,OGが減ってきているように感じていました。卒業して間のない頃はテニスどころではなかったりしますのでそのままフェードアウトしてしまったり、一度行かなくなると億劫になってしまったりで参加者が5学年〜6学年にひとりくらいの割合になってしまっています。学生時代に僕より下の学年の後輩たちは何人か参加してくれているのですがここ数年、いや10年くらい、学生時代に僕より上にいた先輩たちの参加がありませんでした。OB会の参加者は上は88歳から下は卒業したてまで、幅広い年齢層が参加されているのですがやはり自分が学生時代を共に過ごした先輩・後輩たちには特別な思いがあるように思います。
なので6年生(当時は学4の先輩と呼んでました。)の先輩の顔を見た時は
思わず涙が出そうになりました。

学生の頃、OB会って正直、めんどくさいイベントでした。
出来れば雨が降って中止になって欲しいなぁと思ったこともありました。
でも、今、自分がOBの立場になってみて20年過ごしてきて思います、
このイベントは大学からは離れてしまった僕と大学をつなぐほとんど唯一のイベント、お正月やお盆、お彼岸と等しい年中行事になっているなと・・・

なので毎年、OB会の一週間前あたりになると週間予報をチェックしてそわそわしたりしています。
学生諸君、今年もホントにありがとう!OB会、うざっ、って思ってる学生くんには申し訳ないがこのOBの先生は来年も心にてるてる坊主をぶら下げて日本晴れを祈っております

(昨年の写真です。毎年、会費と引換えに去年の写真をくれます)

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